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2014/07/09

「岩手・大槌町で新団体、住民を雇用し収益還元 」

「岩手・大槌町で新団体、住民を雇用し収益還元 」(2014/6/25付日本経済新聞 夕刊)

2014年7月3日 13:22

柴原 薫さん 【木曽は山の中新聞 第142 号】から

 

 

[ 1 ]「岩手・大槌町で新団体、住民を雇用し収益還元 」(2014/6/25付日本経済新聞 夕刊)

 

森林整備で被災地復興岩手・大槌町で新団体、住民を雇用し収益還元2014/6/25付日本経済新聞 夕刊

 

東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県大槌町の住民が、林業の担い手不足で放置されている森林の整備を手掛ける団体を立ち上げた。

 

震災で職を失った人たちを雇用し、伐採した木材を売って収益を還元する。関係者は「先人から受け継いだ自然を次世代に残し、森と海の復興につなげたい」と意気込んでいる。

 

団体は「おおつち自伐林業振興会」。NPO法人理事長の芳賀正彦さん(66)が中心になり15日に設立総会を開いた。

 

森林の整備を所有者から無料で引き受け、伐採した木を住宅資材などとして売り、雇用した住民らに報酬を支払う。チェーンソーの安全な使い方を教えるなど、林業の担い手育成にも取り組む。1年後には社団法人などに移行する計画だ。

 

漁業者が多く、林業の担い手が少ない同町。海岸に迫る森林の大部分は漁師らが所有するスギの人工林だ。しかし、高齢化が進み、1人あたりの所有面積が1ヘクタール程度と小さく間伐しても採算が合わないことから、放置されるようになっていた。

 

林業経験がある芳賀さんは震災後、NPO法人「吉里吉里国」(同町)を設立した。津波をかぶって枯れた木の伐採などを続ける中で、

 

「森林は海も豊かにしてくれるのに、保全の重要性が住民に認識されていない」

 

と実感。住民自身が保全に関わる仕組みを作ろうと考えた。森林所有者に協力を呼び掛けたところ、36人が賛同した。元漁師の釜石進さん(67)は「自分で山の手入れができる人は少ない。整備してくれるのは助かる」と話す。

 

整備を請け負う森林の面積は合計約40ヘクタールに広がった。間伐を担う団体への補助金を受けられる見込みも出てきたことから、芳賀さんらは同振興会の設立に踏み切った。

 

被災地では復興工事が終わった後に雇用をどう維持していくかが課題になっている。元漁師で、現在は吉里吉里国で働く松村紀貴さん(42)は「長く続けられる仕事が生まれることへの住民の期待は大きい」という。

 

芳賀さんは「自然と共生してきた先人の知恵と思いを受け継ぎ、震災前より豊かな山と海にしたい」と話している。

 

ーーーーーー日本の森の所有者は、多くの方々は、小さな森の所有者です。ゆえに共同で、搬出せねばなりません。他の森林を通過しないと搬出出来ないからです。震災から、一つにまとまる知恵の実践かと思います。そして、森と川と海の繋がり、宇宙に繋がり、人と繋がる事を信じたいです!《柴原薫》ーーーーーー

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