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2014/02/15

原 始 の 精 霊 が 宿 る     ア ミ ニ ズ ム 信 仰 に 生 き る ワ 族                      (中国・雲南)

川田 きし江様から

<地球スケッチ紀行 135> 2014年 2月 15日号

原 始 の 精 霊 が 宿 る 


   ア ミ ニ ズ ム 信 仰 に 生 き る ワ 族 
                    (中国・雲南)


 中国、西南部の内陸に広大な高原地帯が続いている。『雲南』
は雲海の国。北方に万年雪をいただく秀峰ヒマラヤが連なり、
ラオス、ミャンマーと国境を接する東南アジアを思わせる風景
が広がる。

 面積38万・(日本と同じぐらいの広さ)で、93%が山地
高原に3173万人が住んでいる。中国の55の民族のうち2
5の民族が雲南に住み、その中でも15民族がほとんど雲南だ
けに定着住し,独自の言葉,文化、風習を守り続家,自然と共存
する暮しである。

『ワ族』は雲南の南西部からミャンマーにかけて主に密林に覆
われた山岳地帯に生活していて、1958年まで人の首狩りを
して集落の入り口に置き、悪霊の侵入うを拒見また豊作を祈る
宗教儀式を行なってきた。今では人に変わり水牛が捧げられて
いる。

『ワ族』では、万物にはすべて精霊が宿るというアミニズム信
仰が残っている。男女ともに肌が黒く,長い黒髪をうまくまと
め髪飾りではなやかに結い上げている。未婚者は銀製,既婚者
は花柄の飾りを首にかけていた。また「太鼓」も大切なもので
ある。

 永老寨(エーローサイ)は,『ワ族』の言葉で金銀が取れる
を意味するこの村は,面積1300・のうち国境線が38.3
KMと、五卿二村のうち、五卿一村がミャンマーに接していて,
村に漂う川霧の向こう15KM先はミャンマーである。

 どの村にも「ロンモイエ」という単独の神ではなく多くの神
が集う聖地があり、村人以外立ち入ることができない神聖な場
所であった。「太鼓房」のあるガジュマロの木の下歯、何とも
神秘的であった。

 霧が多いという意の滄源にある翁丁(ウオンディン)村では
長老から「ムニヘ」という黒い墨を額につけてもらって村人の
仲間入りをし、歓迎のお酒を飲むことから祭りは始まった。
「拉太鼓」は太鼓を作る材を村に運び入れる儀式を傍らから見
ることができた。キジの羽根をつけた鮮やかな赤い帽子をかぶ
ったバイチャ(宗教の司祭)が生贄を片手に采配をふり、着飾
った女性が綱を引くのである。

 400年の歴史を持つ『ワ』族の長老葉さんは七代目。歯を
黒く染めた夫人は、銀のキセルをくわえ、胸に銀の花飾りをつ
けて気品漂う女性であった。
写真: 川田 きし江様から

<地球スケッチ紀行 135> 2014年 2月 15日号

原 始 の 精 霊 が 宿 る 

   ア ミ ニ ズ ム 信 仰 に 生 き る ワ 族 
                    (中国・雲南)

 中国、西南部の内陸に広大な高原地帯が続いている。『雲南』
は雲海の国。北方に万年雪をいただく秀峰ヒマラヤが連なり、
ラオス、ミャンマーと国境を接する東南アジアを思わせる風景
が広がる。

 面積38万・(日本と同じぐらいの広さ)で、93%が山地
高原に3173万人が住んでいる。中国の55の民族のうち2
5の民族が雲南に住み、その中でも15民族がほとんど雲南だ
けに定着住し,独自の言葉,文化、風習を守り続家,自然と共存
する暮しである。

『ワ族』は雲南の南西部からミャンマーにかけて主に密林に覆
われた山岳地帯に生活していて、1958年まで人の首狩りを
して集落の入り口に置き、悪霊の侵入うを拒見また豊作を祈る
宗教儀式を行なってきた。今では人に変わり水牛が捧げられて
いる。

『ワ族』では、万物にはすべて精霊が宿るというアミニズム信
仰が残っている。男女ともに肌が黒く,長い黒髪をうまくまと
め髪飾りではなやかに結い上げている。未婚者は銀製,既婚者
は花柄の飾りを首にかけていた。また「太鼓」も大切なもので
ある。

 永老寨(エーローサイ)は,『ワ族』の言葉で金銀が取れる
を意味するこの村は,面積1300・のうち国境線が38.3
KMと、五卿二村のうち、五卿一村がミャンマーに接していて,
村に漂う川霧の向こう15KM先はミャンマーである。

 どの村にも「ロンモイエ」という単独の神ではなく多くの神
が集う聖地があり、村人以外立ち入ることができない神聖な場
所であった。「太鼓房」のあるガジュマロの木の下歯、何とも
神秘的であった。

 霧が多いという意の滄源にある翁丁(ウオンディン)村では
長老から「ムニヘ」という黒い墨を額につけてもらって村人の
仲間入りをし、歓迎のお酒を飲むことから祭りは始まった。
「拉太鼓」は太鼓を作る材を村に運び入れる儀式を傍らから見
ることができた。キジの羽根をつけた鮮やかな赤い帽子をかぶ
ったバイチャ(宗教の司祭)が生贄を片手に采配をふり、着飾
った女性が綱を引くのである。

 400年の歴史を持つ『ワ』族の長老葉さんは七代目。歯を
黒く染めた夫人は、銀のキセルをくわえ、胸に銀の花飾りをつ
けて気品漂う女性であった。

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