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2013/05/09

柴原 薫さん 【木曽は山の中新聞 第136 号】から

柴原 薫さん 【木曽は山の中新聞 第136 号】から


「社会で勝てる人はここが違う」(『致知』2013年5月号特集「知好楽」より)

群馬県にある従業員二十三名の小さな町工場・
中里スプリング製作所。
http://www.j-cast.com/kaisha/2011/08/08103807.html?p=all
四十七都道府県すべてに取引先を持ち、
総数は千五百社を超えるといいます。

本日は『致知』最新5月号より、
同社社長・中里良一氏が語られた
特集テーマ「知好楽」についてのお考えをご紹介します。

【記者:伸びていく人とそうでない人の差はどこにあると感じていますか?】

単純に差はないですよ。
その子が一番芽を出したいと思っているところに
光を集めてあげればものになる。

殆どの人は当てる焦点が違う。
人間って三百六十度のたった一度なんです。
そこに焦点を当てると勝てる。

残りの三百五十九は外れなんです、近くではあっても。
だからピンポイントの社員教育をすれば
伸びない人なんて一人もいない。

例えばうちでは、養護学校を出た子も
必ず一人は雇っています。
というのは、町工場はそれぞれの町でしか
働きに出られない人を守ってあげる職場だから。

その子は実際には普通の人の
十分の一ぐらいの仕事しかできません。

でも、挨拶とか掃除とか、本当に丁寧に、
手を抜かずにやってくれる。だから社員に言うんです。


「皆、よく見ろ。彼は、
自分が一番仕事できないなんて思っていないだろう。
 本当に一所懸命働いてくれている。

 だから皆が五%ずつ優しくなって、
 彼の足らない給料分、皆で出してあげようよ」

って。だから、社員の育て方って一人ひとり全部違う。

殆どの会社は役職とか給料、すべてが他人様チェックだと思います。

でも、人からの評価って素直になれない。
うちは全部自己チェックさせるんです。
幾ら給料取りたいか、どの役職に就きたいか。
だから上司と部下も希望制です。

誰についていきたいか、誰を部下にしたいか。
相思相愛にする。

で、誰も希望者がいない人は社長直轄になるんです。

「仕事できるけど周りから人望がないっていうのは
 どこか思い込みがあるよ」

と。ただ、それを直す必要はなくて、

「おまえはもっと自分のいいところを伸ばせ」

と言うんです。

たいていの人は学生の時、嫌いな科目があったと思います。
高校や大学だと、テストで三十点取ってしまうと落第ですよね。
ところが、社会人は違う。

百点のものを一つ取れば、後は全部零点でも
やり手、切れ者って言われる。
社会人の楽しさはそこにある。

だからこの「知好楽」って非常にいい言葉だと思うんです。
知らないよりは知っているほうがいいから、
勉強するって大事なんですね。

でも、知っている人よりも好きな人のほうが勝つ。

で、好きな人よりも楽しくやっている人のほうが
なおなお勝てる。

だから、好きになるための努力っていうか、
楽しくやるための手法を突き詰めていくべきです。

ただ、みんな楽しいという字を
「らく」って読んじゃうんですね。
楽しいってことは手を抜くことだと思ってしまう。

だからダメなんですよ。
片手間でやっている仕事なんて楽しいわけがない。

うちは日本一楽しい会社を目指していますが、
楽しさは向こうからはやってきません。

仕事の真の楽しみというのは、
一所懸命努力する中で創り上げていくものです。

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