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2013/04/30

川田 きし江様 圧 巻 の 絵 馬  多 度 大 社 上 げ 馬 神 事

川田 きし江様から
*名古屋で個展をやってます。
5月31日まで   中日ビル 1階  郵便局内

< 東海歴史散策 101> 2013年 5月 1日号

圧 巻 の 絵 馬  多 度 大 社 上 げ 馬 神 事
               (桑名市 三重県)

 多度山は、桑名市と岐阜県海津市にまたがる標高403M、
養老山脈の南端にあり、多度大社創建以前は山全体を神体とし
ていた。     

 天正天皇は美濃に行幸した「続紀」には、『不破の行宮で数
日滞在したとき,多度の美泉を見た。みずから手や顔を洗った
ところ、皮膚はなめらかに、また痛むところを洗うと治癒し、
大変効果があった。また美泉を飲んだり浴びたりすれば白髪も
黒く若返り、眼もよくなり、すべての病は治る』ということで
霊亀3年を改めて年号は養老元年となったと伝えられている。

 天津彦根命(あまつひこねのみこと)を祀る多度大社の祭礼
は5月4・5日に行なわれる。

 社伝によれば,南北朝(14C)の頃、織田信長の兵火にか
かり、約30年余中断していたが、徳川の時代になり、桑名城
主本多忠政の祭事復興により御厨(みくりや=神饌を供える地
区)の組織による盛大な祭事として始まった。

 700年前から続く神事で、上げ馬の成功回数で、作物の豊
凶や景気を占う。祭神は産業開発の神であり、農水産の神とし
ても信仰が厚く雨乞いの神でもあった。

 古くからの言い伝えに「お伊勢参らばお多度もかけよ。お多
度かけねば片参り」とあるように、伊勢神宮に対して北伊勢神
宮ともいわれている。

 少年たちは,4月1日に神占い(おみくじ)で、14~17
歳の氏子の中から選ばれる。祭りまで騎馬の特訓と「一切の穢
がつかないように」潔斎し神事に備える。当日には、陣笠に袴
姿に衣裳を整え、200mほどの助走で高さ3mほどの急坂を
観衆が見守る中、若武者姿の少年達を乗せたサラブレッドが人
馬一体となって一気に駆上がる。

 5日の本祭にも上げ馬神事は行なわれる。多度小山(おやま)、
戸津(とづ)、北猪飼(きたいかい)、猪飼、力尾(ちからお)、
の六地区から騎手を、肘江(ひじえ)地区からは神児を出す。
花馬とは最初に上げ馬をする地区で毎年順番に交代し,その祭
りを取り仕切っていくのだ。

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