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2012/11/14

山 間 地 帯 に 建 て ら れ た 客 家 人 の 住 ま い , 土 楼   

川田 きし江様から

10周年にふさわしい所を紹介したいと思い、福建省の客家土楼を取り 
上げてみました。
先人が作った建物は今も脈々と受け継がれ、ゆったりと時間が流れてい 
るように思えました。

<地球スケッチ紀行 120> 2012年 11月15日号
 山 間 地 帯 に 建 て ら れ た 
     客 家 人 の 住 ま い , 土 楼   

                 (福建省・中国)

 中国の東南沿岸にある福建省は,台湾海峡の西岸にあり、香
港・マカオと隣接し、山地や丘陵のある温暖で亜熱帯気候に属
し、海岸線は3000余キロに及ぶ。

 唐代末期の4C初、騎馬民族に圧迫され流浪して住む場所を
失った北方の難民が黄河中流域から住みつき、漢民族の末裔が
客家(はっか)独特の文化を形成し、福建省と広東省に住みつ
いた。その後世界各地にひろがっていった。福建籍の華僑は一
千万人を越え、台湾に住む同胞のうち80%の祖籍は福建出身
である。

 土楼は、泥を着き固めて作った建物で、外敵の襲撃から財産
を守るために築いた円楼を客家人が取り入れたのが始まりであ
る。

 土楼の形は、方形、円形、楕円形、五角形、半月形、八卦形
などがある。

 土楼は3~5階建て。高さは10M以上で、泥、炭.糖など
を混ぜ合わせ,骨組みには竹や気を使って建てられている。

 言い伝えによると,明の時代(1628~1644)に着工
し、清の時代(1709)年に完工したといわれる「承啓楼」
は、敷地面積5376平方M。直径73M。外壁の回りは19
15M、真ん中に粗堂があり、今も共同生活をしている。

 泥壁の厚さは1M以上で,何回もたたいたり,押したり,固
めたりして「外敵」や「外獣」の侵入を防ぐため,出入口を一
カ所にした強固な土壁で、2、3階にしか外窓がない。

 元朝中期(1308~1338)年に建てられた「裕昌楼」
は、「東倒西歪楼」とも呼ばれ、傾いているが、600年経っ
ているが今日に至っている。劉・羅・張・唐・范という五字の
人が共同で建てたもので、五階建て。一階は厨房,二階は倉庫、
三階以上を居室として使っている。二階から上は走馬廊という
木製の回廊がついていて、住居というより、小さな村といった
ところであった。
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