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2010/12/30

もしも出会いがなかったら

昨年の11月のことですが中部ニュービジネス協議会の行事で豊島株式会社の顧問であり中部ニュービジネス協議会会長の豊島 徳三さんからこんな話を聞きました。
それは何事も出会いというものが大事だという話でした。
特に新しい仕事を始めるという時には人と人の出会いというものが非常にだいじなことだと。

その1   ソニーのはじめ

ソニーは戦後、井深 大さん 盛田昭夫さん の二人が作った会社ということは誰もが知っていることですが。
盛田さんは常滑の小鈴谷の酒屋の長男で大阪大学の出身です。
井深さんは安城の小学校を卒業して早稲田大学を卒業されました。もちろん二人に接点はありませんが。

この二人の出会いは戦時中に海軍の研究所で熱線誘導装置の研究を一緒にしたことがきっかけなんです。

井深さんは技術の専門家ですし盛田さんは交渉にたけていたのと親の資産がありました。
この二人の出会いと協力で出来たのが今日のソニーなんです。

その2  本田技研工業(株)

名古屋の東新町のところに三菱自動車株式会社の販売会社があります。そこの経営者の西野 新兵衛氏は戦時中、陸軍の爆撃機の担当をしていました。戦後栄の街角で町を眺めていたらみんなが自転車に大きな荷物を積んで運んでいました。えらいだろうなー。あれにエンジンをつけて楽に走らせることができないだろうか?
そうだ爆撃機のエンジンを起動するときに使う50CCの小型エンジンがあったじゃないか。あれを自転車に付けたらどうだろう。
エンジンは東京の三國工場にあるはずだ。
西野新兵衛さんと本田 宗一郎さんはお互いまったく知らない間柄ですが浜松に二人の共通の知人の犬飼 兼三郎さんという人がいました。
西野 新兵衛さんが東京へ行く時に浜松の犬飼 兼三郎さんのところへちょっと寄りました。そこへ本田 宗一郎さんがひょっこりやってきました。その時西野 新兵衛さんは50CCのエンジンを2個持っていました。3人はそこで西野 新兵衛さんから50CCのエンジンを自転車に付けて走らせるという話を聞きました。

そこで本田 宗一郎さんは「このアイデア買った」といいました。そして3人で始めたのが本田技研工業(株)なんです。
後にオートバイとなり乗用車となって今の本田技研工業(株)となりました。
あのとき浜松で会わなければ今日の本田技研はなかっただろうと言われています。

その3  ドイツ捕虜収容所との関係(国と国の出会い)

名古屋にドイツ人の捕虜収容所があったそうです。
1914年第一次世界大戦が始まった。ドイツと日本が青島で戦争をしました。当時日本とイギリスは日英同盟を結んでいましたからドイツは敵だったのです。すぐに日本側が勝ったのですがドイツとイギリスはヨーロッパでそれから5年にわたって戦争が続きました。
それで500人のドイツ兵を名古屋の捕虜収容所に入れていました。今の旭が丘高校のあるところです。
当時ドイツは日本から見ると大変な先進国のためにドイツ人を尊敬の念で見ていました。それでドイツ人を捕虜としてではなく盟友として扱いました。外出も自由なので熱田神宮、松坂屋へ連れていって服を作ってあげたり海水浴に行ったりしました。
そのうちにドイツ人も退屈ですからいろんなことを始めました。
それで名古屋にいろんな会社が出来ました。
敷島パン  粉屋さんだった盛田さんにパン屋になることをすすめた。
大正8年8月に名古屋で展示会を開いた。
なんと2000点にも及ぶ商品が展示されました。
それから出来た会社は岡本自転車、旋盤加工、ヤマハ楽器、斉藤鉄工所、服部食品、日本陶器、名古屋鉄道、名古屋製陶所、敷島パン、山本菓子店(今の東区ボンボン喫茶店)などなどです。
ドイツ人の捕虜のお陰で名古屋の製造業が随分発展を遂げたものですね。

徳島の捕虜収容所ではあの有名な第九のオーケストラと合唱団ができました。

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コメント

 いかがお過ごしですか。   
 
  がんや病気というのは、この生体内の力のバランスが崩れ、
 がんやウィルスの方に力が傾いた時に発症します。 これらは
 「からだの免疫」とよばれるものです。

  これに対し「こころの免疫」があなたの体内に刻み込まれてい
 ます。「思い煩い」を喜びにかえてくれる「免疫機構」です。一刻
 も早くその「存在」に気づき「採り入れる」ことです。

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        ご笑覧ください。     安達三郎

投稿: あだち | 2011/01/17 20:35

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