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2010/10/18

外村仁氏が語る、シリコンバレーの新しい波

外村仁氏が語る、シリコンバレーの新しい波
出口 俊一さん から毎週送ってくるメルマガ 「DND]を読むのが楽しみです。
先週10月14日号のメルマガを今朝やっと読みましたがショックでした。
世の中の動きがこれほどまでに早いとは?

今週号はさる10月2日にあったビシネスモデル学会での内容の報告でしたが、中でも外村さんの話には衝撃を受けましたのでその一端をご紹介いたします。

興味のある方はこちらをお読みください。

http://dndi.jp/mailmaga/mm/mm101014.html

外村仁氏が語る、シリコンバレーの新しい波
 (中略)

 
◇Twitter、facebook、iPhone、Evernoteは、最近の動き
≪2000年に起業し、その2年後にバブルが崩壊し、シリコンバレーがガタガタになった。あの頃の教授が真顔で「この不況から脱出するのには10年から15年はかかる」と言った。その時、夫婦でスタンフォードMBAをとっていたが職がなく夫婦で屋台を引いているみたいな状況だった。そうしたら、2004年にGoogleが上場し、シリコンバレーの状況はまあまあで、まだ盛り上がってはいなかった。続いて2006年にTwitterが創業します。facebook に一般の人が入ってくるようになって、本格的なサービスを開始、それまでは学生だけのサイトでした。iPhone はどこでもあるような気がしますが、実は2007年で、ついこないだのことです。Phil氏がプレゼンした Evernote のサービス開始が2008年ですから、多くの事が割と最近に起こったのです≫

と、足早に振り返ったあと、外村さんは、こんなことを口にしました。ギクリとしましたね。

「これを、なんだ始まったばかりだから、わかんないじゃん、という風に構えている人が、日本に多いような気がする。いや、こんな短期間にそれまで全くなかったものが、この勢いで広がって、いつの間にか自分の生活の中に入り込んできている。これはどういうことなのか、もしかしたら日本の企業がうまくとりいれられていないのかもしれない。それは、どういうことなのか。それを考えるヒントになれば~」と、一拍置いて、復活の兆しを見せた2006年当時、シリコンバレーで何が起こっていたのか、今日の隆盛に至るほんの数年間の変化の、その底流にある戦略、戦術について語り始めたのです。

バブル以後、雇用が純増し、地域に人が戻ってきた。その時の、関係者らが取り組んだのは、政府からの補助金を期待したわけではない。インキュベーションという発想なかったし、政府には頼らなかった。これが復活の2006年の動きで、「IdeaとCreativityの中心になる」という宣言をし、これまでのソフトウエアから知的創造ビジネスへの転換を意図したという。音楽や芸術の教育を増強する、と考えたという。

◇新シリコンバレーの復活の原動力は?
 感心しながら聞いていました。すると、シリコンバレーに行かれたことがありますか?と外村さん。200人を超える参加者の大半が手を挙げると、さすがビジネスモデル学会、といいつつ、次回訪問される時は、新シリコンバレーに行ってみてください、と伝えました。シリコンバレーに「新」と「旧」があるとは知らない。「新」と「旧」と言ってもいいと思う、といってカリフォルニア州の地図を示しました。

シリコンバレーといえば昔は、ご存じのようにスタンフォード大学のあるパロアルトから南のサンノゼ、サニーベールという地域に象徴されるが、新しいビジネスは北へ向かう、という。拠点は、サンフランシスコで、TwitterがそうだしユーストリームがTwitterのすぐそばに移って連携し始めてから広がった。Phil氏のEvernoteはGoogleと同様にマウンテンビューに本社はあるが、CTOや役員らはサンフランシスコに住んでバスで毎日通っている。Googleも4年前にサンフランシスコに大きなビルを借りた。

「できる才能がいるところに会社が移る。新しいビジネスは、そういう人がいるところに行かないといけない。面白い会社は、最近、みんなサンフランシスコで生まれている」。

これらがシリコンバレーの新しい動きであり、牽引力になっているのだ、という。

外村さんの学会での講演は、今回が3回目で、「IT塾」という。外村さんは、昨年のビジネスモデル学会で強調したキーワードが見事に的中していたことをさり気なく伝え、今後、ますます重要度を増すキーワードを5つ紹介し、解説を加えていました。

Cloud  Mobile  Integration  Social そして Content でした。

このワードから、何がイメージできますか。捉えられるものがありますか。シリコンバレーが会社に人が集まった時代から、人に吸い寄せられるように会社が集まってくるから、経営者の発想の転換は、会社が中心ではなくあくまでIdeaとCreativityのある「人」、そういう「人」の気持ちを捉えなくては提携も協業もできない、として「個人の"エンパワーメント"がなにより大事」と結論づけていました。

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