ASEC衣浦港3号地廃棄物最終処分場
先日 愛知県環境ビジネス創出会議 と EPOC 環境パートナーシップ・CLUB の共催による環境企業の見学会に参加してきました。
第二弾はなんと今日(7月28日)から使用開始をされたばかりの ASEC衣浦港3号地廃棄物最終処分場 の見学でした。
今まで愛知県の廃棄物最終処分場は名古屋港にあったのですがそこが満杯になったために新たな処分場の必要が叫ばれていました。名古屋港が満杯になってすぐにこちらが出来たということでまさに綱渡りですね。
大きな工場や 中部電力碧南火力発電所 に囲まれた一角にありました。
それは大きな溜池と言った感じのものです。
そして設備として特筆すべきは大きな立派な排水処理施設です。
なんでこんなに立派な施設が必要なのか不思議でした。
それは処分場に廃棄物を捨てると中の水が余分になるために海へ廃棄する必要があるのですが、そのまま廃棄すると廃棄物で汚染されているためにできません。それで水を浄化してから排水する必要があるのです。
私はそれならこの水をかいどって減らせば楽になるじゃないですか?と質問しました。
そしたら、この水で外の海水とバランスが取れているのであって、水を抜くと堤防が崩れてしまうから出来ないとのことでした。
何事も必要なようになっているのですね。
これからこの廃棄物最終処分場で約13年間は大丈夫とのことでした。
また13年後には新たな処分場を作らねばなりませんね。
なにより廃棄物そのものを減らす努力も必要だと思います。
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