« 大麻ってどうよ | トップページ | 蔵王温泉は最高でした »

2010/04/10

奈良国立博物館 大遣唐使展 観てきました

004_2 Img_0039

友人のNさんに誘われて5人で奈良国立博物館 大遣唐使展 観てきました。
遣唐使のことは昔々 学校で習った覚えがありますが、本当のところ詳しく知りませんでした。

遣唐使の前に遣隋使というのがあったのですね。
そして遣唐使はなんと第19次まで行われて20次は計画をされたのですが、中止となりそれで終わりです。

私たちはイアホンガイドを500円でお借りしてガイドを聞きながらじっくりと観てきました。
終わってあー疲れたということで、博物館前の茶店であんみつをいただきほっとしました。

ちょうど今年は平城遷都1300年祭が奈良市を中心に行われていてこの展示会もその一環のものです。またNHKで放映されている 「大仏開眼」 もこの遣唐使の時代の物語です。

内容で興味を引いたものを少し述べてみます。

一・目玉 
  入り口に置かれたこの二体の仏像が今回の超目玉でしょうか?
  
  国宝 聖観音菩薩立像   奈良・薬師寺蔵  飛鳥~奈良時代(7~8世紀)
  銅製のスタイルのいい仏像です。

 観音菩薩立像  ペンシルバニア大学博物館蔵  中国 唐 神龍2年(706)
  石像でがっしりとした仏像です。
  なんとアメリカにあるのですね。
  お腹を前に突き出しているのが特徴とか。他にもお腹を前にだしている仏像が
  ありましたが時代なんでしょうね。
  日本初公開です。

 

一・吉備大臣入唐絵巻   
  遣唐使船で入唐する  ボストン美術館蔵   平安時代
  なんとも綺麗な絵巻です。日本人が描いたものです。唐へ渡って活躍するさまを面白
  おかしく書かれています。向こうの人が吉備真備のことを妬んでいろいろと邪魔をす  るのですが、それをトンチで切り返す様が面白いです。
  地下ではハイビジョンでゆっくりと見れました。奈良大仏建立の立役者。

一・「照夜白図」
  唐の皇帝・玄宗の愛馬「照夜白」を描いたもの。
  中国の画家の絵。生き生きと書かれている。

一・文館詞林 
  唐皇帝の勅撰の詩文集がありました。
  なんとこういう物は今の中国に残っていなくて日本のみにあるそうです。

一・井真成(せいしんせい)の墓誌
  遣唐使の中に井真成(せいしんせい)という若者がいました。非常に優秀な人で
  唐の皇帝に可愛がられ尊敬されていました。
  その井真成(せいしんせい)は病に倒れて36才で唐で死んでしまいます。

  皇帝はその死を悼み手厚く弔ったそうです。皇帝の文章が石に刻まれています。
  「彼の体は異国の土に埋もれたが、その魂が故郷へ帰ることを願うばかりである」    と書かれている。

一・秦氏の始まり
  
大変なことが書いてありました。
  弁正という遣唐使がいて、玄宗皇帝に大変に気に入られ、囲碁の相手をしていました  。彼は唐の女性と結婚して子供をもうけました。次男の朝元は第九次遣唐使の船に乗  って日本へ来ました。そこで彼は自らを秦氏と名乗りました。そしてまた第十次遣唐  使として唐へわたりました。

この点については諸説ありここまではっきりと書いてあるものを初めて見ました。

一・大仏開眼会 が752年に開かれました。
  この時に伎楽という音楽と舞が奉納されました。
  能面のようなお面を被って踊りました。その面は大きなもので各地の人面をかたどっ  て作られていました、。崑崙人のお面もあったのには驚きました。
  崑崙人というのは三河の西尾の浜に流れ着いた人種で日本に綿の木と木綿を伝えたと  言われています。

一・鑑真和上 
  鑑真和上は唐の揚州・大明寺の住職ですが、日本から二人の僧侶が鑑真和上を訪ね   て来て、是非日本へ来て僧侶の教育をしてほしいと頼みにきました。
  鑑真和上はそれを聞き入れて日本に渡ってこられたのですが、なんと五度も船が失敗  し、日本へ来られたのは六度目の船でした。その時鑑真和上66歳です。
  いやその一生はここで書き表せるものではありません。
  どうかホームページをお読みください。こんな立派な人がおられたのか。唐招提寺の
  意味はそうだったのかと目から鱗です。

一・遣唐使の時代
  唐と朝鮮と日本の関係は

  唐は大国で朝鮮はじめ周りの国から毎年正月には貢物を貰い、謁見をしていました。
  日本は遠いからということで20年に一度という約束が出来ていました。しかも日本は皇族が行くこともありませんでした。ただし貢物は持っていきました。      
  日本は遣唐使という制度で大陸の文化を上手に手に入れたと言えるでしょう。

今回このようなイベントのお陰で大変に勉強になりました。

|

« 大麻ってどうよ | トップページ | 蔵王温泉は最高でした »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 大麻ってどうよ | トップページ | 蔵王温泉は最高でした »