« 講演会 「 福沢桃介 について」 | トップページ | 犬山祭りの宵祭り »

2010/04/03

 植物工場視察会に行ってきました

先日、植物工場視察会という行事に参加してきました。これは中部経済産業局がスポンサーだと思うのですが株式会社 中日アド企画が担当しまして名古屋と北陸からバス1台満席でした。

二箇所の植物工場を視察してきました。
どちらも工場というにはまだまだ小さくて実験室と言ったほうがいいものです。
これからの展開が楽しみですね。

植物工場とは

農水省と経済産業省が共同で推進している事業で
現在全国で50箇所ある植物工場を3年後には
3倍 コスト30%ダウンを目標としています。

利点
安定供給
安全性
高速生産
土地の高度利用
労務上のメリット

欠点
高額の生産費用
少ない栽培品目

◆ 日本アドバンストアグリ株式会社   長浜市
   取締役 上田 聡様から詳しい説明が会社と食事ところの北ビワコホテルグラツィエの両方でありました。北ビワコホテルグラツィエでは植物工場で出来たツブリナを使った料理づくしで大変おいしかったです。食事代2500円は自己負担でした。
 Img_0002 Img_0044 l

特徴
1・HEFL照明装置を使っていること

日本アドバンストアグリ株式会社はツジコー株式会社の子会社です。

 ツジコー株式会社はテレビのバックライトに使われている冷陰極蛍光灯のメーカーですので日本アドバンストアグリ株式会社はその特殊な蛍光灯を使って植物工場を作るために設立された会社のようです。
従って一番の特徴はHEFL照明装置です。

2・冷凍倉庫のコンテナーを使っている
 工場は簡単なクリーンルームと言えるものです。室内に入るには人間も無菌状態にして入ります。
ここで作られる野菜は無農薬 無菌のものができます。

3・水耕栽培です。
このため出来るのは葉ものに限られます。

4・無菌のためそのまま食べられますし、野菜が普通3日間ほどしかもたないものが3週間もつそうです。

5・低価格  同社のコンテナー 1式で約1000万円
  大手化学メーカーですと5000万ほどかかるそうです。

6・主力商品はアイスプラント
  商品名をツブリナと命名し全国展開する。

問題点というか私見ですが

・採算はとれるのか?
  高付加価値の植物を育てる必要がある。

・人工の光と栄養素では何か自然でないという感じを持ちました。

同社では長浜バイオ大学とも協力して今後もっと効率的な野菜づくりが出来るよう
研究をされていくと思います。そしてこのシステムを国内外に展開されることでしょう。

◆ 丸紅株式会社 大阪ビル

Img_0109 Img_0124

特徴

1・ヴェルデナイトという人工土壌を使っていること。

 ピートモスとモンモリロナイトの複合製品。
 軽くて保水性が良いのが特徴。水を加えると1分で4倍になる。PH 6.2~6.3            重さは土の5分の1(水を含んで)、保水力は土の10倍

2・有機肥料を使っている
 鶏糞を加工したもの。
 ヴェルデナイトの多孔質により臭いを吸収するので殆んど臭いはしません。
 病気やカビを抑えるために土壌菌を0.1%加えています。

 無菌ではないが、農薬は使わない。

3・土があるため根菜類の生産も可能。

4・水が外へ出ないために廃水処理施設が不要。

現在地下階の会議室を改造して植物工場が作られていました。

これからの展開が楽しみですね。
やはりここでも採算性が問題かと思います。
ヴェルデナイトの価格が心配です。

|

« 講演会 「 福沢桃介 について」 | トップページ | 犬山祭りの宵祭り »

環境」カテゴリの記事

コメント

なごやかさん

そうなんですよね
太陽の恵を無視していいものかどうか
私もそれが心配です。

人間の驕りかもしれませんが
植物工場の中にはハイブリッド型もあります。
つまり太陽光と人工の照明を両方使うやりかたです。

土地があれば太陽光を使ったほうがいいでしょうね。

投稿: えーさん | 2010/04/03 23:57

いろいろと調査されていますね!

植物工場というと水耕栽培かと思ったら、土をつかうこともあるのですね。
気象条件や立地に関係なくコントロールできるという点では、今後伸びるのでしょうね。

しかし、お日様の恵を受けることなく育った食物は大丈夫なのでしょうか?

投稿: なごやか | 2010/04/03 23:07

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 講演会 「 福沢桃介 について」 | トップページ | 犬山祭りの宵祭り »