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2008/12/31

渡岸寺の国宝十一面観世音

11月の初めに車で福井へ行きました。時間があったので高速に乗らずに地道で行きました。関が原から福井へ行く途中、高月町あたりを走っていると国宝十一面観世音と書いてある標識をチラッと見かけました。車をUターンさせてみるとまさしくここに国宝十一面観世音が祭られていることがわかりました。それは渡岸寺の国宝十一面観世音でした。

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(国宝十一面観世音の写真はレプリカです。本物は撮影禁止でした。)

以前近畿地方の女性の仲間がお参りに行くということを聞いていてそんなところがあるのかなー という程度に頭に入っていたからです。
それでお参りする気になったのです。
まだ9時前で拝観時間になっていませんでしたが係りの方は「どうぞどうぞ」と中へ入れていただけました。最近出来たという国宝十一面観世音の安置堂はコンクリート作りで拝観料は300円でした。

以下は国宝十一面観世音の説明です
・1250年前  病気が流行ったので天皇陛下が白山を開山した泰澄大師に天皇が命じて 十一面観世音を彫らせた。渡岸寺の国宝十一面観世音として有名ですが渡岸寺というお寺はありません。渡岸寺というのはこのあたりの地名だそうです。昔渡岸寺というお寺があった場所と思われます。この国宝十一面観世音は織田  信長によって寺が焼き払われたのですが村人によって土中に埋められて難を逃れたのだそうです。後に掘り出されていまの場所の近くにある向源寺の所有となっています。
 明治30年特別国宝に指定された。

収納庫の中でテープの説明を聞いたあと説明員の係りの人から更に詳しい解説がありました。
この国宝十一面観世音はなんと1本の檜をくり抜いて作られているのです。
中をくり抜かないと木の伸縮によってひび割れてしまうからだそうです。体重は40キロで下の台座を重くすることにより地震でも倒れないようになっている。

特長は3つあります。
1・頭上の面の配置の仕方が他のとは違う
2・頂上の仏が5つの菩薩面である(他は阿弥陀如来である)
3・両耳に大きな耳飾がついている

全体にスラリとしたどちらかというと妖艶さをも持った美人ですね。観音菩薩は男でも女でもないそうですが。 

顔立ちはインド様式であり腰のひねりが特によくスマートです。左足が半歩前に出ているのは今から衆生済度に出かけようとしているところだと

ここで井上 靖さんの小説「星と祭」の話をききました。井上 靖さんが小説の中でここの国宝十一面観世音のことを書いたのでいっぺんに人気が出たのだそうです。

それで今図書館でこの本を借りてきて読み出しました。朝サウナに入りながら
読み出したらどんどん引き込まれていきますね
この琵琶湖周辺には40いくつの十一面観世音が祭られているそうです。そしてほとんどが村人によって管理されているそうで中には何十年に一度しか開帳しないものもあるとか

白山の泰澄大師
織田  信長
浅井 長政
村の人々
井上 靖

いろいろな人の面影が走馬灯のように回ってきて興味はつきませんね

また琵琶湖は近いので他の十一面観音さまも御参りしたいと思います。

二日後にまた家内と一緒に行きました。同じ説明を聞き更に理解を深められました。

帰りに湖北町の「北近江の湯」に入ってきました。とっても立派な温泉施設ですね。食事ところがたくさんあり至れり尽くせりです。温泉もいいです。

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