南インドの話
南インドの話を名古屋市で福祉関係の開発設計の専門会社 (株)ニコム の岩口社長様 からお聞きしました。
◆インドの概要
人口 = 約11億4000万人
首都 = ニューデリー
面積 = 3,287,263k㎡ 日本の8.8倍
GDP成長率 = 9.0%
日本人なみの所得層 1億人いるので経済は期待できる
◆インド 南と北ではえらい違い
南 北
高原で気候温暖 寒くて住みにくい
植物中心 肉食中心
穏やかで穏健 けわしい性格
事件起きない 事件多い 危険
警察ピストル持たない
働かない よく働く
日本企業の進出多い
スズキ トヨタ 電機 機械 など
・今回は南地区を見てきた
◆バンガロール 中心都市
・ 特徴
1.きれいに掃除された道路に、多くの街路樹とセンスの良いビル
2.海抜920メートル、デカン高原の南部に位置する高原都市
3.8月でもすずしく、11月でも冷え込むことのない快適な気候
パンフレットにはこう書いてあるが1番はまったくのうそ
道路はぐしゃぐしゃで車は多くてセンスの良いビルなど見当たらない
都市内の再建はほとんど出来ない
土地の所有者が細かく分かれていて主張が多い
郊外へ新しい都市がどんどん出来ている
・タタ財閥がある
国の総予算の3%の規模
自動車、鉄鋼、電力、電機、航空機 などをやっている
インド最大の財閥
・「IT都市」として 世界にその名をはせる
1909年のインド科学大学院大学(Indian Institute of Science, IISc)設立
現在では、134校の工科大学が立ち並び、年に4万人以上の技術者を輩出するに至った 。工科大学は、全国で約1400校あるが、ここマハラシュトラ州を含む南インドで約60 %を占めています。
◆インドの政治
・28の州から出来ている
中央政府の力が弱い
28の部族からなりたっている
州により法律が違う
道路も州により極端に違う 土の道 高速道路 州によってがらっと違う
◆トヨタ自動車
誰もトヨタを知らない
シェアー 2,3%しかない
社員 現在35人日本から来ている 3年後1500人にする
トヨタ学校 中卒の人を全寮制で3年間の学校
64人の募集にたいして4万人の応募があった
生徒のレベル すごく高い
日本の中学卒業程度を考えてはじめたがとてもレベルが高く
恥ずかしかった
これは現地のトヨタ自動車の人から聞いた話です
◆ゼネコン
日本からは三井住友建設の独壇場
しかしあまり儲からない
作業員があまり働かないので日本人が仕事をすべきではない
◆スズキ自動車
20年前に鈴木会長がインドに命をかけた
今では50%のシェア
インド人も日本の会社と思っていない。
ホンダも進出しており大変人気がある。
◆チェンナイついて
インド第四の都市
今度日産がここに工場を作る 大変期待されている
300エーカーの土地確保
大きな工業地帯がある
ほとんどが韓国の企業
ヨーロッパも多い
日本の企業は少ない
◆携帯電話 26000万台
まだまだ伸びる
◆スピードマネー
ワイロ のこと
なにをやるにもワイロが必要
政府はやかましく言わないが地方の役所が
どんどん法律を作ってくる
何をするにもワイロが必要
◆これからの進出について
・もうちょっと遅いのではないか
・期待できる需要
・レベルの高い住宅
停電対策を持った建物
水の対策
・日本食レストラン まだほとんどない
やはり日本食はうまい
2店舗しかない 料理は下手
◆ その他
・インド人の趣味 映画 寺院まぐり
・宗教 ヒンズー教 80% 教祖はない 神道とよく似ている
イスラム教 10%
仏教 0・7% シーク教 1%
・言語 ヒンズー語 英語はたいていの人出来る
・交通事故 よく起こる
轢かれてもほとんどそのまま
運がいい人は病院へ運ばれる
・施しの文化 お金がたまると寄付する
もらいに行けばだれでも食べさせてくれる
・中国人 自分が稼いだお金は死んでもあの世まで持っていく
インド人 稼いだお金は寄付して死ぬときは裸でいい
・牛 牛は神様の使いだから大切にする
道路にも店の中にもいっぱいいる
家で牛を飼っているが朝乳を搾ったら牛を放す
牛はどこの店や家へ入っていって食べれるものを食べまた
家に帰ってくる
たくさんの写真も見せていただきました。
インドは広いし南と北ではえらく違うということもわかりました。
ジェトロ久保所長の話 「jyetoro.pdf」をダウンロード
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