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2008/02/25

メロウ倶楽部武田教授の講演会

去る2月17日に名古屋 東天紅で メロウ倶楽部 の講演会を行いました。

演題は「環境の未来と科学」 講師は中部大学 の武田 邦彦教授でした。メロウ倶楽部以外にも大勢の参加者があり大変に有意義なわかりやすいお話を聞きました。このときにわざわざ東京からご参加いただきましたメロウ倶楽部会長の 「あんみつ姫さん」 からよくまとめられた感想をいただきましたのでご本人の了解を得てここに載せさせていただきます。 P1090429 P1090432

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあんみつ姫さんから

素晴らしい講演会を企画してくださって、ありがとうございました。 洞爺湖サミットに向け、地球温暖化に警鐘を鳴らす番組や報道が沢山あって、講演会の数日前にも、氷河が溶けている情景を写したテレビを見たばかりでした。 でも先生のお話にあるように「事実と違う情報が流される時代」に居る私たちは、情報の洪水から取捨選択する、自分なりの尺度を持つ必要があるなぁと、つくづく感じました。

◆例えばリサイクル紙、

40%を100%リサイクル紙と偽って売っていたのはほとんどの製紙会社だったなぜなら、学校もリサイクル紙を買わないと補助金が貰えない、製紙会社はリサイクル紙だと言わないと売れない つまり、犯罪をしなければならないような法律をつくった政府が罰せられなければならないだろう。

◆「ダイオキシン」

ダイオキシンが毒だと報道されたのはデータの出ていない時の事で、今では通常の環境の汚染レベルで発癌性も奇形児の生まれる率も殆ど無いことが分かっている つまりダイオキシンはいわゆる毒ではないのに、ダイオキシンが猛毒だという情報が流れて堕胎したり母乳を控えたりする被害者が沢山でた 今でも焚き火をするとダイオキシンが出ると役所に電話がくる4~5百度の温度で塩をかけて燃やすとダイオキシンが発生すると言うが炭火の上に塩分が落ち、煙がもうもうと立ち上がる中で働く焼き鳥屋のオヤジが、ダイオキシンせ死んだ話は聞かない。

◆「森林破壊」

環境保全のために森林を残そうと、日本の森林は殆ど使われていない、しかし自然に生える木を採らないと森林は荒れ放題になる間伐材、枝木で足りる割り箸まで、使ってはいけないという今は木を切っても捨てるしかない、森林を利用していない国は世界広しと言えども日本だけだ。

◆「地球温暖化」

地球温暖化の防止、世界中が心を合わせて二酸化炭素の削減に取り組まなければいけないと議決した京都議定書も、1997年に決めたのに、1990年の状態を基準にしたため、実際にはヨーロッパはみな二酸化炭素の発生が増加しているのが現状だ 二酸化炭素の削減義務を負ったのは日本、カナダ、アメリカの三国だが、アメリカは参加せず、カナダは離脱、温暖化のために冷房を止めようとか暖房を減らそうとか努力しているのは日本だけ 温暖化が心配なら、現状を基準にして改善に努めるのが普通だが、どの国も温暖化を心配したのではなく、国際的な競争に勝つためにこの条例を利用した では温暖化の進み方についての報道は正しいか「もっとも確からしい温度」はあるメディアが報道した100年で6.4度の上昇ではなく、およそ3度だと考えるのが妥当 しかし100年前に今の世の中の状態が判らなかったのと同様、100年先のことが、今シュミレーションできるだろうか 。

◆「リサイクル」

家電はリサイクルする前は500円だったそれをリサイクルして「有用な資源」を回収できるなら、回収した資源を販売すればよいそれが100円なら500円が400円になるなら判るけれど、反対に4000円になるとはどういうことだ でも、マスメディアもこれに同調し、「資源を回収しても、かえって高くなる」という奇妙な説明がそのまま通った。もちろん、家電リサイクルが始まる前には、多くの「天下り団体」ができ、「補助金をもらう研究者」が登場し、国民の税金はどんどん家電リサイクルに投じられた そして、家電リサイクルがはじめると、まじめな日本人はテレビや冷蔵庫を捨てるときに3000円とか4000円を払うようになった日本人は順法精神もあるから「法律で定められているなら」と払う ペットボトルのリサイクルには、キログラムあたり405円の日本国民の税金を使っているにもかかわらず、自治体や業者は中国に50円で売り、「儲かった」と言っている 世の中というのはおかしなもので「この化合物は安全である」という結果を出しても社会は関心を示さないが、「この化合物は発ガン性がある」というとニュースになる と・・・

武田先生の巧みな話術に聞き惚れながら、報道の洪水に流される前に「自分の頭でよくよく考えたか」という事を、私たちは常に自分に問う必要があると、考えさせられました。 最後に「環境を守るのも大切だが、より大切なのは誠実な日本の社会を誠実だった日本人の心をまもることだ」と仰った先生の声が、今も耳に残る、素晴らしい講演でした。

ーーーーーーーーーーーーーー以上です 写真の人があんみつ姫さんです。

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