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2007/11/28

中部大学 洞雲亭

昨日はマイミクのたびとさんや友人と一緒に 中部大学 へ行ってきました。
中部大学にある 工法庵・洞雲亭・爛柯軒 を見せていただくためです。この施設を管理運営されている三浦様と遠山様にご案内いただきました。有難う御座いました。

この施設は平成3年から逐次12代 伊藤平左衛門氏 (中部大学 名誉教授)によって
作られたものです。

12代 伊藤平左衛門氏は東京と名古屋に伊藤平左衛門建築事務所を持っていました。
先祖は代々尾張藩の建築担当でした。特に9代目は有名でした。

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9代 伊藤平左衛門

  伊藤平右衛門(伊藤平左衛門、 ~1913)
  伊藤家は尾張藩お抱えの宮大工の家柄。
  明治9年、9代目伊藤平左衛門を襲名。
  明治5年には東京で洋風建築物を視察し、新しい技術を取り入れて最初に手掛けたの が見付学校という。

  主な業績としては、京都東本願寺大師堂及び本堂、
  高野山金剛峰寺根本大塔、浜松瞬養学校(解体)、
  三重県師範学校などがある。
  明治29年、工匠としては、只一人、宮内省から帝室技芸員に
  命じられ、大正二年(1913)には藍授褒章を受章した。
 

洞雲亭(どううんてい)
   洞雲亭はもと香川県小豆島内海町坂手の洞雲山観音寺の庫裏の建物でしたが、建替えに際して同寺 住職加藤義昇氏から寄贈されたもので、文化9(1812)年に建築したことを記録する棟札のある貴重な古建築です。12代伊藤平左衛門氏小豆島の観音寺の修復を平成になって頼まれました。そのとき傾いた庫裏があり壊すということだったのでそれはもったいないからそれを貰い受けた。そして1年かけて中部大学に移築したそうです。

また12代 伊藤平左衛門氏は靖国神社の修復もしました。そのときに廃材となった材木がたくさんありそれは焼却するということだったのでそれを貰い受けて中部大学へ持ってきた。その材料を使って観音寺の庫裏の移築に使った。この材木は100年ほどたっているそうです。観音寺の庫裏の材木は200年経っていますので今の洞雲亭はこの二つの木材が半分づつくらい使われています。

こちらの 馬渡教授 が寄贈されたたくさんのお茶碗がきれいに整理してしまってありました。

この洞雲亭は学生のお茶の勉強や外国からの留学生のためのお茶の体験や学会などのときには大勢のお茶接待に使われるそうです。

庭 ・池   名古屋造形芸術大学の 岡田憲久教授 が作られました。
    もみじ谷 という名前がついている。
    もみじが池に映ってとてもきれいです。
    自然の木を出来るだけ残されていますし使われている石もいろいろです。

   ホタルの幼虫を買ってきて育てている。
   川の周辺に田んぼの土を入れた。
   今カワニナが一杯いる。
   1年目はアライグマがやってきて全部食べてしまった。
   熊を捕まえたので今はもう大丈夫。
   応用生物の先生が中心になってやっている。
   昨年からホタルの鑑賞会をやっている。
   ホタルのために川の掃除が出来なくなった。

   庭園では小鳥の声がすごく大合唱です。
   水のせせらぎの音と小鳥の声がとても落ち着きます。

   天井  すばらしい大きな一枚板の天井です

   床の間  ケヤキの木で渦がまいている珍しいものです。

爛柯軒(らんかけん)
   平成7年にすべて靖国神社の廃材で建てられている
   100年前の材料。 いまだに松脂が出る。
   庭でくつろげる小屋でいろいろな使い方が出来る。
   
名前も「道に迷った木こりが、なつめの木の下で楽しそうに碁を打つ童子の姿に見とれ、ふと気が付くと傍らの斧の柄(柯)が朽(爛)ちていた」という中国の爛柯の物語に由来しています。 

四季を楽しむことが出来る場所です
   春は 桜で花見
   夏は涼風で涼み
   秋は紅葉 柿の秋
   冬は雪見の宴

工法庵(くほうあん)
   利休が作った2畳の茶室
   永井信濃守尚政が図面を残していた。
   利休が亡くなってから50年後
   ここでは濃茶を飲むところ
   利休はもともとは4畳半の茶室だったが後に2畳にした。
   刀を部屋の外へ出すようにした。
   釜はひょうたんの形をしていた。

   掛け軸   妙   利休が書いたものの模写したものが掛けてあった

   普段は掛けないが今日は特別に見せていただけました。

私たちが今日来るということで昨日は川面や庭の枯葉をきれいに掃除していただいた
そうです。本当に心配りの行き届いたおもてなしをいただきありがたかったです。

この建物には全国からいろいろな人が見学に来られるそうです。お茶の関係者や日本建築の研究者や
国宝や利休の研究家などです。なかには引き戸を専門に調べている人や天井ばかり調べている人などが
来られるそうです。

私立大学ならではの優雅な施設と庭を見せていただきました。
一緒に行ったそばやで炭焼きの たびとさん はこの大学の中で炭焼きをやって学生の環境教育の一環
にしたいと目を輝かせていました。

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