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2007/07/28

サマーセミナー安田文吉歌舞伎講座   

 安田文吉歌舞伎講座       南山大学  安田文吉教授
     
江戸時代庶民の娯楽であった歌舞伎は全国にも地芝居として受け継がれてきました。そんな歌舞伎の歴史、なぜそこまで人々を引きつけるのか、あなたも実際に演じるなかでその楽しみを見つけませんか。  というものです

◆ 歌舞伎の始まり
   中世の戦国時代に始まった 1467年から近世1603年まで
     ・・・あらゆる社会的束縛や倫理・道徳からの解放
      中世封建制度の崩壊
      下克上(ある種の自由があった)
      極めて人間味のある時代(豊臣 秀吉は夫婦の情愛を大事にした)
      日本芸能史上重要な出来事
        1・キリスト教の伝来 4人の少年がローマへ行った
             バイオリンを持ってきた 秀吉はそれを聞いた
        2・三味線の伝来
             中国・琉球から  蛇の皮を使った

  傾く(かぶく)
      異様な身なり・異端の言動・自由奔放に振舞うことなど
   かぶき者  織田  信長 豊臣 秀吉 徳川宗春など

  名古屋山三郎 という「かぶき者」がいた
      織田  信長の家臣の息子でなかなかのいい男だった
      蒲生 氏郷の家来となり宮城県古川 の戦いで一番槍の手柄をたてる
      岡山県津山市にいたとき同僚と喧嘩して双方ともに死んでしまった
      のち歌舞伎のモデルとなった

  
◆ 歌舞伎 の変遷

   ・お国歌舞伎踊り
      出雲から出てきたお国(女性)が「かぶき者」(男性)に扮して
      当時町に出来た茶屋に通って、茶屋女と色っぽく戯れるさまを
      踊りでみせようとした。
      お国は異様に派手な格好をしていたらしい。
      役者  かぶき者   お国(女役者 モデルは名古屋山三郎)
          茶屋女    一座の狂言役者(男)
          猿若(道化) 一座の若衆役者 (少年)

      お国の後援者  北野天満宮 ここには定舞台があった

   ・遊女歌舞伎(初めは妓の字だった)
      京都六条傾城町の遊女屋が四条河原で遊女歌舞伎をやった
      女能 がもと
      全国に流行った 加藤 清正 伊達 政宗など
      三味線や遊女の群舞など 派手なものだった
      歌と舞いを女がやった

   ・1629年  女歌舞伎の禁止令が出た

   ・若衆歌舞伎 (美少年の芸能集団)
      これも若衆が色を売ることになった

   ・野郎歌舞伎
      若衆から一人前の男がやることになった
      容色本位から技芸 へ
      歌舞から演劇へと変遷した
      月代(さかやき)を剃った一人前の男子が演じる歌舞伎

      女方   女性の役目を演じる俳優
           江戸では「おやま」ともいう

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・歌舞伎の歩き方の基本は 「なんば歩き」 である。明治になってから外国の軍隊の歩き方を取り入れたためになんば歩きがすたってしまったが現在でも歌舞伎や能、相撲などに生かされています。
    

   南山大学の歌舞伎講義
      安田 文吉教授は学生に実技をやらせて歌舞伎を理解させる。
      来年は1月27日日曜日に大学で開かれるそうです。入場無料
      また地方の芝居小屋などへも学生を連れて行き実地に見せておられます。
     

      

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

マイケルさん

私も実際見てもぜんぜんわかりませんし面白くもありません。
今回安田 文吉様のお話を聞いて歌舞伎の変遷というか中世の武家社会との
かかわりがとても面白く感じました。
女から子供そして大人の男へと演者が変わったのにはそれなりの
深いわけがあるのですね

信長や秀吉が深く関わっているのも面白いです
また相撲の八百長についてこんなことを言われました

今八百長がどうのこうのと言われているが相撲はもともと神様に
奉納するためのものでした。
スポーツではありません
したがって八百長でもいいのです
神様が喜べばそれでいいのです


投稿: えーさん | 2007/07/28 21:41

かよこさん
いらっしゃい
中津川の旧加子母村にある明治座だと思います。
私は何度も行きました。仕事や遊びで加子母村にはご縁がありまして
立派な芝居小屋です
やはり秋の芝居をうららさんと一緒に見に行きました。
誰だったか有名な俳優さんが来ていました
そうそう田村 高広さんだったかな
昨年お亡くなりになりましたね

安田 文吉様の解説つきとは豪勢ですね
うらやましいです


投稿: えーさん | 2007/07/28 21:37

歌舞伎は若い頃に見た事がありますが、何が何だか理解できずに面白くなかった記憶があります。
予習をして、解説を聞いて見れば面白いんだろうと思います。

投稿: ☆マイケル☆ | 2007/07/28 21:09

えーさん

ご無沙汰しております
毎日言ってもどうにもならないと解っていても
暑い!暑い!と言い続けております
歳を重ねる毎に夏が辛くなっております

安田文吉教授のお話は面白くて引き込まれますよね
偶然ですが昨晩姉からの誘いがあって9月28日に
御園座主催のツアーで教授と共に中津川の古い芝居小屋へ
出かける事になりました
楽しいお話が聞けるのではと今からとても楽しみです

投稿: かよこ | 2007/07/28 19:31

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