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2006/05/18

今こそ学べ 細井平州の教え

Dscfkouen0004 東海市の嚶鳴塾主催の講演会ホテルキャッスルプラザに行って来ました。今まで私は恥ずかしながら細井 平州先生のことは何も知りませんでした。このような立派な郷土の偉人を知らないなんて知らないでこの年までよう生きてきたもんです。

みなさんはご存知と思いますが細井 平州先生はかの有名な上杉鷹山 の生涯をかけての大先生だったのですね。上杉鷹山あるのは細井平州先生のお陰と言っても過言ではありません。その細井 平州先生の教えの真髄をこの日はつくばにいらっしゃる小野重伃先生の講演でお聞きしました。そのときに東海市教育委員会が1990年に発行した 「東海市民の誇り 細井 平州」という本を買ってきました。
この本を読むと細井 平州先生の生い立ちがよくまとめて書かれております。細井 平州先生は今の東海市荒尾の生まれでかなりな豪農の次男として生まれました。子供の頃から勉強がとてもよく出来る子供でお寺の和尚からも特別に目をかけられていました。

また両親も百姓をすすめず好きな勉学の道に進むよう積極的に応援をしたようです。
もちろん当時は学校などなく自分から先生を探して教えを請わねばなりません。

今回は茨城県のつくば市におられる小野 重伃先生から      「今こそ学べ 細井平州の教え」という演題でお話を聞きました。
細井平州先生の教えの基本についてのお話でした。

道を行うには、知(ち)・仁(じん)・勇(ゆう)の三つの徳が必要ですが、まず最初は「勇」をもって始めることが大切と諭(さと)した。
この3つについてのご説明がありました。

細井 平州先生は上杉鷹山の直接の先生ですが
その後 『嚶鳴館遺草』という本を出しておられます。
同著は米沢藩財政建て直しの他、吉田松陰・松下村塾や     西郷隆盛らにも影響を与えた実学の書・幕末志士の座右のバイブルとも言われています。

吉田松陰    細井 平州先生没後50年で『嚶鳴館遺草』を読んだ。 松陰 「人材を育成するためには、賢くて優れた人を「雇って」師とし、その師の言葉をとことん信頼しなければならない。ちょうど上杉鷹山侯が細井 平州を信頼されたように

西郷隆盛  細井 平州没後60年 沖永良部島に流されたときここで『嚶鳴館遺草』を読んだ。感動のあまり3冊を書き写して世話になった村長に与えている。

細井平州先生の言葉
「勇なるかな勇なるかな、勇にあらずして何をもって行なわんや」

上杉鷹山 の言葉
「為せば成る 為さねば成らぬ 何事も 成らぬは人の 為さぬなりけり」 

上杉鷹山の影響を受けた 山本五十六の言葉

「してみせて 言って聞かせて させてみる」 

また細井 平州先生はその後尾張藩に仕えて藩校の 明倫堂の初代学長となり尾張藩の教育にも大変貢献しました。
明倫堂は現在の愛知県立明和高校です。

また今回の講演会を主催されたのは東海市の嚶鳴塾という会で長いこと細井 平州先生に
ついての勉強会を続けておられます。
東海市には東海市立平洲記念館・郷土資料館がありここにはいろいろと資料が揃っているようです。
当日鈴木 淳雄東海市長もお出でになり挨拶をされました。
市長は細井平州先生を全国にもっともっと広めたいものだとおっしゃいました。

◆ おまけ

東海の三先人(佐藤一斎・細井平州・鈴木生三) 

佐藤一斎
 ・少くして学べば壮にして為すあり
   壮にして学べば老いて衰えず
    老いて学べば死して朽ちず
 ・小泉総理大臣が、衆議院本会議で引用したことばです
 ・幕末の大儒学者 佐藤一斎(岐阜県恵那市岩村町)著『言志四録』からです

細井平州

 ・ある夏のあつい日のことです。魚屋が問前に魚かごをおいたまま、平州の話を聞きました。先生の熱心な話に、時のたつのもわすれて外に出たときは魚がくさって売れなくなっていましたが、「きょうはいつもよりもうかった」とよろこんで帰ったといくことです。
・江戸時代最大の学者 細井平州(愛知県東海市)「東海市民の誇り」から

鈴木正三
 ・「盲安杖」暗闇にある人の心を仏の世界へ導く杖
 ・石平道人 鈴木正三(豊田市)「鈴木正三」その足跡から

  

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